教職協働の架け橋へ!~第3回「理腾博会国际娱乐_腾博会游戏大厅-【官方授权牌照】教員による職員向け談話会」を開催しました~
2020年12月9日(水)、杉本キャンパス学術情報総合センター10階大会議室において、理腾博会国际娱乐_腾博会游戏大厅-【官方授权牌照】教員による職員向け談話会を開催しました。本企画は、教員が「面白く優れた研究」を、職員に分かりやすく紹介することで、研究に親しみをもってもらい、より円滑な教職協働をめざすことを狙いとしています。昨年に引き続き第3弾となります。今年は万全の感染症対策の下、開催されました。
冒頭、理学研究科長 坪田 誠教授より開催のご挨拶がありました。
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まず初めに「毒をもって毒を制す!複雑な構造をもつ天然物の化学合成に挑む!」というテーマで、化学科の西川 慶祐講師のご講演がありました。
化学構造式に関する基礎的なレクチャーから始まり、有用な天然有機化合物を市販されている化合物から人工的に化学合成する("天然物合成"と呼ばれます)研究についてお話がありました。今後、様々な分野での応用が期待できる研究であり、現在はカエル毒ヒストリオニコトキシンとフグ毒テトロドトキシンの合成研究の真っただ中です。
次に「納豆のねばねばってどんな分子でしょうか」というテーマで、生物学科の藤田 憲一准教授のご講演がありました。
普段私たちの身近にある納豆のネバネバの正体に迫りました。ネバネバの正体は「ポリグルタミン酸」という成分であり、その「ポリグルタミン酸」がヒトに与える影響についてお話がありました。まだまだ未知なことも多く、今後の研究成果にも期待が高まります。
先生方の講演終了後には、質疑応答も盛んに行われ、有意義な談話会となりました。